サイトへ戻る

郵政労働者の話を聞く会(ユニオン・カフェ)を開催

· 郵政,お知らせ&報告

「郵政労働者の話を聞く会(ユニオン・カフェ)」を7月7日、千葉市生涯学習センターで開催しました。20代~60代まで郵便局で働く労働者が参加し、お話を聞きました。

  • 通常の配達が終わった後にバイクでゆうパックの配達が大変
  • パチンコの新装開店チラシなどのポスティングをやらされる。1500枚ぐらい。頭の中がゴチャゴチャになり、誤配の原因になる。
  • 民営化前と比べて仕事量が2倍になっている。端末の入力や再配達が大変。
  • 偽入力で昼休憩を取ったことにして働いている。管理者は機械で見ているだけで現実を知らない。
  • 郵便受けに入らないと結局、対面になる。夜8時から9時の再配達が多いと超勤が増える。
  • 業務量と要員配置が適正ではない。支社は「要員が余っている」というが、現場では局長も含めて誰も要員が足りているとは思っていない。

――など様々な報告や意見が出されました。

パワハラも多いのではと聞くと、自爆営業などが問題となって、最近は巧妙になり、直接、個々の労働者に圧力をかけるのではなく、みんなの見ている前で局長が班長や副班長を締め上げる実態などが明らかにされました。

雇用形態についても、正社員にも「地域基幹社員」「新一般職」があり賃金その他の待遇が違います。また非正規社員も時給制と月給制、「エキスパート社員」「アソシエート社員」など雇用形態が複雑で、労働者同士で共通の意識や連帯感をどうつくるのかは大きな課題だと話になりました。

正社員登用についても〝見えない評価〟があることなどが指摘されました。

ちば合同労組では、タウンメールや偽入力の問題などを指摘し、適正な業務量を確立することと一体で増員要求を行っていきたいと思います。ちば合同労組では団体交渉その他の取り組みを行います。みんなで話すといろいろ組合活動のヒントになります。またユニオン・カフェを行います。次はもっと多くの郵政労働者からの話を聞きたいと思います。