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京成電鉄株主総会で解雇撤回の訴え

· 京成バス
京成電鉄株主総会で京成バスの不当解雇撤回を訴えた

今日、京成電鉄の株主総会がありました。京成バスは100%子会社ですので、この場で不当解雇(雇い止め)撤回を訴えました。予想を超える反響で用意したチラシもほぼなくなりました。

睡眠不足や過労で働くバス運転士の実情を訴え、「運転士道塾」なる精神主義の社員教育を行う京成バスの実態を知ってもらいました。3年半もの長期の嘱託社員制度で、正社員登用の脅しで労働者を黙らせることは断じて許されません。

株主総会には「北総線の運賃値下げを実現する会」の皆さんが大勢で宣伝活動をしていました。北総線は、高砂~白井間が京成本線なら320円の運賃が北総線では690円で2倍以上の運賃設定です。北総鉄道は、京成電鉄の100%子会社の千葉ニュータウン鉄道から線路を借りていますが、その賃料は、同じく線路を借りている京成電鉄は約4億円なのに、北総鉄道は26億円も払っているそうです。この法外な線路使用料のため北総線は尋常ではない高額の運賃になっているのです。

他方で京成電鉄は成田空港行きのスカイライナーを北総鉄道の線路を走らせていますが、線路使用料を払っていないそうです。北総鉄道も京成電鉄の連結子会社です。ペーパーカンパニーや子会社で線路使用料を操作して、京成電鉄だけがボロ儲けする仕組みなのです。住民の人は本当に怒っています。

今日は、エールを交換する気持ちで宣伝活動をすることができました。「北総線の運賃値下げを実現する会」の皆さん、ありがとうございました。京成バスの不当解雇との闘いは、裁判も始まっています。皆さん、応援よろしくお願いします。